育て方|栽培方法

モロヘイヤの育て方・栽培方法|種まき、摘心、毒の部分など【保存版】

1.モロヘイヤの栽培について

モロヘイヤとはアラビア語で「王様の野菜」という意味で、葉や柔らかい茎にポリフェノール類やビタミン類、ミネラル分を豊富に含む栄養価の高い野菜です。

しかし、種には毒性の強いストロファンチジンが含まれているので、花、サヤは絶対に食べてはいけません。

平均気温25℃以上が生育適温で、15℃程度で緩慢になり、10℃で生育がストップします。

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日長が短くなると、花芽(かが)ができて新芽の発生が止まります。

2.モロヘイヤの品種

種苗会社から販売されているものでは、特に品種として名づけられているものはありませんが、種の生産国によっては草姿の異なる系統があります。

3.モロヘイヤの育て方

土づくり

高温多湿を好む野菜で、保水性の高い土壌が良く、土壌水分が不足すると新葉が小さくなります。

植えつけの2週間前に苦土石灰を、1週間前に堆肥有機配合肥料を施し、クワなどでよく混ぜながら耕し、畝幅60cm、高さ5〜10cmの畝を立てます。

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同じ畑での栽培は1〜2年あけましょう。

種植え・植えつけ

種まきの時期は5月上旬〜6月中旬で、最低気温が15℃、日中25℃程度が適期です。

早い時期に種植えすると温度不足で発芽揃いが悪化する場合があります。

 

128穴セルトレーに市販の培養土を詰めて、ジョウロで水やりをします。

各穴の中心に種を1粒置き、深さ5mmほどに埋め込み、周りの土で穴を塞ぎます。

本葉3〜4枚になったら、トレイから苗を取り出してマルチを張った畑に1条植えで、株間は30cm〜40cmで植えましょう。

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育苗中の水やりは、やりすぎて過湿にならないように気をつけましょう。

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管理

敷きワラ・水やり

マルチをしない畑では、乾燥を防ぐために敷きワラをして水やりをします。

梅雨明け後の乾燥期はハダニが発生しやすいので、風通しをよくしましょう。

マルチ栽培では敷きワラをしなくても乾燥を防ぐことができます。

追肥

植えつけの1ヶ月後から、化成肥料(8-8-8)40g/㎡を月に1回株間に施し、表土とよく混ぜます。

収穫

草丈が50cmくらいになったら、先端から15cm〜20cmのところを手でおります。(摘心)

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摘心後は、30cm程度伸びた側枝に葉を1〜2枚残しながら、15〜20cmのところで必要な量だけ折り取ります。

4.モロヘイヤのよくある生育不良|おもな病害虫

ハウス栽培ではうどんこ病灰色カビ病の発生することがありますが、登録農薬がないので、換気により湿度の管理を適切に行い予防します。

アザミウマ類は新芽を食べて食害し、葉が展開するにしたがい筋状に穴が広がります。

ハダニ類は葉色を薄くしますが、多発するとクモの巣を張ったようになります。

そのほか、アブラムシ類カメムシ類、マメコガネによる食害なども発生します。

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5.まとめ

モロヘイヤの育て方まとめ

①種をぬるま湯に半日つけると発芽が揃う。

②苗の根は肥料負けするので元肥は有機肥料を使う。

③種が小さいので覆土が厚くならないように注意。

④草丈30〜50cmで摘心し、分枝を促す。

⑤肥料を切れさせないように追肥をする。

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この記事では、モロヘイヤの育て方・栽培方法について紹介しました。

下記では、モロヘイヤ栽培のよくある質問をまとめています。

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下記では、他にも100種類以上の野菜の育て方・栽培方法についてまとめています。