よくある質問

【収穫適期は?越冬できる?】モロヘイヤ栽培のよくある質問

1.畝間、株間はどれくらい?

モロヘイヤは摘心してわき芽をたくさん伸びるようにするので、案外横に広がり、また、芽先を収穫するため、畝間に入って作業する時間が長いので、畝間は100〜120cmに広くとります。

株間も込み合わないように広めの50cm以上はとるようにし、このくらい広く植えておくと夏まで収穫し続けることができます。

ハウス内で養液栽培をする場合には、12cm×12cmあるいは12cm×9cmの超密植とし、草丈20cmぐらいの若いうちに摘心してわき芽の発生を促して、多収穫をはかりましょう。

2.上手な収穫方法は?収穫の仕方

草丈が30〜40cmになったら収穫が始まりますので、最初は摘心をかねて、最も太い主枝を先端から数えて3〜4節目で摘み取ります。

そのあとは柔らかいわき芽が次々に伸びてくるので、繰り返し収穫することができます。

収穫する部分は柔らかい芽先を15cmくらいの長さで摘み取りましょう。

モロヘイヤは放任すると3m以上の大株に育ち、葉がかたくておいしくなくなるので、こまめに摘み取って草丈70〜80cmで止まるように育てるのがコツです。

りぐ

収穫中は大体2週間に1回のペースで化成肥料30g/㎡を追肥して生育を促します。

また、草勢が弱まったら収穫する芽数を少なくし、追肥をして、早く草勢が回復するようにします。

3.いつ頃まで収穫できる?

9月に入り、次第に短日に近づくと、各芽先に花芽がつき、やがて2〜3mぐらいの小さな黄色の花をつけます。

こうなると、葉は粗剛となり、食味は落ちてきて、やがて2〜3cmの紫緑色の朔果(そか)をつけ、葉は食用に向かないものになってしまいます。

秋になり花が咲き始めたら収穫終了のサインということです。

花後にできる莢(タネ)には毒があるので、口に入れないように注意しましょう。

葉や茎は安全です。

4.越冬できる?

低温に弱いので越冬できませんが、種を自家採種しておけば、翌年も栽培することができます。

秋口になると、長さ7〜8cmのさやが伸びてくるので、さやが逆さに乾いてきたら、さやごと摘み取って取り出します。

種は紙袋などに入れて冷暗所で保存します。

おわりに

りぐ

この記事では、モロヘイヤ栽培のよくある質問について紹介しました。

下記では、モロヘイヤ栽培の基本と生育不良についてまとめています。

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下記では、他にも100種類以上の野菜の育て方・栽培方法についてまとめています。