生育不良|病害虫

スイカの生育不良・病害虫|花が咲かない、枯れる、しおれるなど

1.スイカのよくある生育不良

スイカが枯れる、腐る

果実の底が腐ってしまった

直接土に触れた部分から黒ずんで腐っていき、そこから害虫病気が入り込む危険もあります。

果実が充実してきたら、敷きわらや発泡スチロールの板を座布団のように敷いて、果実が地面に触れないようにします。

果実が肥大した頃、急にしおれて枯れてしまう

この症状が現れた場合は、つる割れ病によるものが多いです。

梅雨明けの頃に最も発病しやすく、はじめは急に水分不足になったようにしおれ、2〜3日で青枯れ状態になって枯れてしまいます。

この病原菌は、胞子や菌糸の形で、土壌中で越年します。

 

スイカの茎などと一緒に土壌中にあると、3〜4年以上も生存しているので、

連作畑では、きわめて発病の危険性が高いものです。

したがって、同じ畑には、5年の間はスイカを作らないようにする必要があります。

この病害は、同じウリ科でも、ユウガオ、カボチャ、ヘチマなどには発症しないので、これらを台木として接木苗を作ると、同じ畑に連作することが可能です。

接木苗を使って、連作障害をうまく避けましょう。

収穫まで1週間、急激にしおれて枯れ始めた

スイカやメロンによくある「急激な枯れ上がり」という状態です。

甘い果実の生育には、実らせる果実の数と株全体の葉の数が関係しています。

この場合は、実の数と葉やつるのバランスが崩れたことが原因です。

たくさん実をつけさせると、つるや葉が一生懸命に光合成をして養分をためなければならないのに、それをまかなうだけの葉やつるの量がないということです。

余分な実を摘み取り、子づる孫づるをできるだけ伸ばして、養分を作ることが大事です。

つるだけ伸び、花が咲かない、実どまりしない

スイカの果実を適当な位置に毎年確実につけることは大変難しいです。

実どまりしにくい原因はいくつかありますが、一番大きな影響を及ぼすのが天候条件、特に開花するまでの1週間くらいの日照不足です。

それによって花が小さく、色が淡くなり、素質不良になってしまったときは、大変実がとまりにくいです。

このような条件でも、株間に十分ゆとりを持って植えつけてあり、元肥の肥料が適当であれば、人工授粉によって、高い着果率を確保することができます。

元肥は堆肥と少量の化成肥料くらいとし、肥料、特に窒素成分が過多にならないようにしておきます。

一番果がこぶし大くらいの大きさになった頃を見計って、第一回の追肥をするように心がけます。

天候はどうにも仕方ありませんが、できるだけ梅雨時期に入る前に着果するよう、ビニールトンネルなどをかけて早くつくれば、着果は安定します。

2.スイカのおもな病害虫

スイカの病害虫(ウリハムシ)

つる割れ病

自根の苗で連作をおこなうと、つる割れ病にかかりやすくなります。

この病気は、株全体が枯れてしまい、全く収穫できなくなってしまいます。

この病気が出やすくなってときは、土壌消毒をおこなうか、ユウガオやカボチャなどの台木の苗(接木苗)を植えましょう。

アブラムシ、ダニ

アブラムシやダニの発生が認められたら、農薬を散布して防除します。

アブラムシやダニが発生して広がると、樹が弱ったり、スイカの表面が汚れたりします。

夏の高温期は、繁殖の速度が速いので注意しましょう。

3.おわりに

この記事では、スイカの生育不良と病害虫について紹介しました。

下記では、上手な植え方、仕立て方などをまとめています。ぜひコチラも参考にして自分の畑に合ったスイカ栽培をおこないましょう。

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あぐり
家庭菜園の初心者の方向けに、野菜の栽培方法の基本から育て方のコツ、応用技まで紹介しています。