ゴーヤのトンネル栽培|効果
秋まで収穫が続くゴーヤに向いた立体栽培で、支柱を合掌に組むこともできますが、アーチパイプはより丈夫で風害に強く、台風シーズンも安心です。
台風時は防虫ネットなどで覆えば、防風効果がアップします。
親づる、子づるの3本仕立てでも、基本の仕立てのように親づるを摘心し、子づるを2〜3本伸ばしても良いでしょう。
基本の仕立て方にならう場合は、子づるが15〜20cmになってから親づるを摘心するのがポイントです。
子づるの発生を確認してから親づるを摘心するので、元気のよい子づるを選びやすくなります。
○立体栽培なので日当たりと風通しがよくなる
○地這い栽培より狭い面積でコンパクトに育てられる
○アーチ形は荷重に強いので、ゴーヤのツルをしっかり支えられる
○子づるの発生を確認してから親づるを摘心するので失敗がない
ゴーヤのトンネル栽培|方法
①アーチパイプを立ててネットを張る
つるが伸びてきたらアーチパイプを立て、天井や両サイドに支柱を渡してアーチ同士をつないで補強し、園芸用のネットを張ります。
生分解性ネットなら片付けやすいです。
②畝の南側に寄せて植える
日当たりを考慮して、畝を東西方向に立てます。
アーチパイプに誘引しやすいように畝の端の方へ植えつけます。
③親づる1本、子づる2本に整理する
親づると、元気のよい子づる2本に整理します。
株元に近い子づるに実をならせると地面についてしまうので、6〜7節より上のツルを伸ばし、5節目までのわき芽を全てかき取ります。
④ツルを広げて誘引する
ツルが均等に広がるように、初めのうちはネットにツルを誘引します。
巻きひげが絡んではいあがっていくので、以降は誘引は不要で、つるは放任しましょう。
⑤果実をアーチの内側に垂らす
果実が肥大し始めたら、パイプの内側に垂れるように誘引すると、果実の日焼けの予防になり、収穫時期もわかりやすくなります。
⑥収穫
アーチパイプの中に入って作業できるので、着果状態が確認しやすく、収穫作業も楽です。
おわりに
この記事では、ゴーヤのトンネル栽培について紹介しました。
下記では、他にもゴーヤの育て方や仕立て方をまとめています。
下記では、他にも100種類以上の野菜の育て方・栽培方法についてまとめています。