育て方|栽培方法

【簡単?コツは?】リーフレタスの育て方|栽培方法(コンテナ栽培)

1.リーフレタスの栽培について

リーフレタス栽培について

地中海沿岸地方原産の葉菜で、ハチシャチリメンチシャともいわれる結球しないタイプのレタスです。

葉の色は赤色系と緑色系のほかに、葉先の赤色と中心部の緑色とのコントラストが美しい品種もあります。

葉の形は、葉先がちりめん状のもの、丸葉、尖り葉、葉緑に刻みが入るものなど、変化に富んでいます。

2.リーフレタスの品種

リーフレタスの品種
リーフレタスの品種

レッドファイヤー(色鮮やかで、食味も優れる)

レッドウェーブ(耐寒性に優れ、赤色の発色がよく、食味がよい)

マザーグリーン(葉肉が厚くて甘みがある。コンパクトなのでコンテナ向き)

ガーデンレタスミックス(ベビーリーフ向き。種々の葉色や葉の形も楽しめる)

チマサンチュ(かきチシャ。サラダや焼肉を包んで食べる。赤葉と青葉がある)

3.リーフレタスの育て方

土づくり

土づくり2

半日以上日が当たれば育つので、あまり場所を選ばず栽培することができます。

まず、市販の野菜用培養土(pH調整済み、元肥入り)を用意します。

りぐ

ベビーリーフ(若い葉菜)として育てる場合は用土が2ℓほど入るバスケットをコンテナに利用できますよ。

次に、内側に、土の流出を防ぐための不織布を当てて、用土を厚さ10cmほど入れてならします。

土壌の適正酸度はpH6.2〜6.8です。

種植え・植えつけ

リーフレタスの植えつけ

中間地の場合、春まき3月上旬〜4月中旬秋まきは8月下旬〜9月下旬です。

土を湿らせてから、種を1cm間隔にばらまき、ジョウロで水をかけて種を土に密着させます。

直射日光が当たらないように上面も不織布で覆うと良いでしょう。

りぐ

覆土する場合は、種が見え隠れする程度に薄く土を被せます。

管理

リーフレタスの水やりと追肥

置き場所

発芽するまでは、軒下などの明るいところに置きます。

芽が出始めたら覆いを取り、半日以上日の当たるところで育てましょう。

水やり

発芽するまでは、毎日水を与え、その後は、土の表面が少し乾いたときにたっぷり与えます。

追肥

生育の様子を見て、種まきの2〜3週間後に液肥を水やり代わりに施します。

収穫

リーフレタスの収穫

本葉で2〜3枚のころに、混み合っているところをハサミで切り取って間引き、サラダの具材として利用しましょう。

りぐ

色鮮やかな葉と変化に富んだ葉形が楽しめます。

4.リーフレタスのよくある生育不良|おもな病害虫

病気は灰色カビ病が発生することがあります。

害虫はアブラムシナメクジが見られますので、害虫が発生する時期は不織布を被せて育てましょう。

5.まとめ

リーフレタスの育て方まとめ

①好光性種子なので、覆土は薄くする。

②発芽までは毎日水やりをして土を乾燥させない。

③発芽後は土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをする。

④肥料を切らさない。

⑤外葉をかいて収穫する。

この記事では、リーフレタスの育て方・栽培方法について紹介しました。

下記では、100種類以上の野菜の育て方・栽培方法をまとめています。