生育不良|病害虫

アスパラガスのよくある生育不良|おもな病害虫【一覧】

1.よくある生育不良

葉が茶色く枯れてきた

葉が茶色く枯れたようになるのは、葉枯病と思われ、ひどくなると、株全体が枯れたようになります。

雨が多いと発生しやすくなります。

また、茎葉が混みすぎているときは、茎葉を減らして風通しをよくします。

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病気になった茎葉は感染源になるので刈り取って処分します。

年を経るごとに収量が減ってきた

堆肥と化成肥料サイクルが守れていない場合があります。

株の充実期に化成肥料、冬の備えて堆肥を施し、土づくりに努めます。

また、次々と出てくる若芽を全部収穫していると、翌年の養分が蓄えられないので収量が減ってしまいます。

3年目以降は、収穫期間を4月中旬〜6月中旬と定め、それ以外は収穫を止めるようにし、あと伸びてきた新芽は収穫を控え、養分の蓄積に回しましょう。

茎が倒れて枯れる

茎が細い割に葉がよく茂るので、風に当たると大変倒れやすく、倒れたために枯れてしまうことが多いです。

特に雨が降って濡れるとその重みで、少しの風でも倒れてしまいます。

茎がどんどん伸びるようになったら、おくれずに支柱を立て、プラスチックテープを横に張って、茎が倒れないようにしておきます。

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あまりおそくなると作業がしづらくなるので、茎葉が周囲に広がらないうちに、早めに作業をすすめましょう。

2.おもな病害虫

茎枯病

茎表面に小斑点が発生し、拡大して褐色に変わり、やがて枯れます。

伝染性が強いので注意しましょう。

前年の茎葉は畑に残さないようにし、水はけをよくします。

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発症した茎は地際から切り処分します。

斑点病

葉や茎に暗褐色の斑点ができ、発病した葉はやがて枯れます。

葉や茎が茂りすぎないように整枝をして予防し、発症した葉は取って焼却処分します。

ヨトウムシ

ヨトウムシは、夜間に活動して、葉を食い荒らします。

夜間活動しているところを見つけたら捕殺しましょう。

3.アスパラガス栽培について

下記では、アスパラガスの基本の育て方とうまく育てるコツをまとめています。

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下記では、100種類以上の野菜の育て方についてまとめています。