よくある質問

【摘心は?誘引は?芽かきは?】トマト(ミニトマト)の育て方|よくある質問

1.トマトの苗を選ぶ基準は?

苗を選ぶ6つの基準

①節間(葉と葉の間)が詰まってがっしりしている

②葉の緑色が濃い

③病害虫に侵されていない

④一番花(初めての花)が咲いているか蕾の状態

⑤根鉢が良く回っている状態(ポットの鉢底穴から白い根が見えることを確認する)

⑥双葉がしっかりついているもの

2.苗の植えつけのタイミングは?

最初の花が咲き始めた頃に植えつけをおこなう

トマトの苗の植えつけは、花がチラホラ咲き始めた頃が植えつけの時期です。

これは、植えてきてからすぐに実をつけ始めるので、枝葉が伸びすぎずバランス良く生育させることができるためです。

植える適期から早すぎる若い苗の場合、枝葉が良く伸びて繁りすぎ、実つきが悪くなる場合があります。

若い苗を植える場合は、元肥を減らして追肥をしっかりするようにします。

逆に、花が咲き終わって実がつき始めた遅い苗は、実を取って植えましょう。

これは、実がついていると、実の方に栄養をとられて生育が遅れるためです。

3.トマトの仕立て方は?

一本仕立てにします

トマトは主枝のみの一本仕立てにするのが普通です。

葉のつけ根から出るわき芽は摘心するまではすべて摘み取りましょう。

はじめのうちはわかりづらいですが、主枝を下から手でたどってみて、葉のつけ根を探します。

間違えて葉を摘まないように気をつけましょう。

4.なぜトマトは収穫した後に下葉を取るのか?

風通しを良くして、古い葉が病害虫の感染源になるのを防ぐ

トマトは通常一本仕立てにします。花芽が茎頂にできると伸長は終わって、そのわきにできる分枝が伸びます。

分枝は3葉発生した後に花芽ができて終わり、またそのわきの分枝が伸びる、のを繰り返します。

一見、1本の主枝がそのまま伸びているように見えます。(分枝の葉は、外見上花房の上に1枚、下に2枚になります。)

分枝単位で見ると3葉ごとに1果を養うことになり、花房の収穫が終わると、それに対応する3つの葉っぱの役割も終わります。

役割を終えた葉っぱは急速に老化し衰え、病害虫のすみかとなります。

この葉っぱを放置すると、二次感染につながるため摘葉をしましょう。

花房の全ての果実を収穫したら花房の下には、葉が一枚もない状態にします。

収穫が終わるごとに、収穫が終わった花房よりも下についている葉は、切り取って処分します。つけたままだと株の傷みや病害虫の原因となります。

5.トマトの芽かきはなぜ「手でかき取る」のか?

手でかき取ると傷口の治りが早く、病原菌が伝染しにくいため

害虫や栽培管理作業、強風などで傷口ができると、病原菌が侵入しやすくなります。

わき芽の除去時の傷もそのうちの一つです。

ハサミで切ると刃先からの病原菌の伝染に加えて、切り口の細胞をつぶすので傷の治りも遅くなります。

一方、わき芽を手で除去する方法はハサミの使用より病原菌の侵入の危険性が低く、傷口もつぶれないので治りやすくなります。

わき芽の先端に近い部分をもち、もう一方の手の指で茎のわき芽に近い部分を支え、折るようにちぎると、傷口に手を触れずにわき芽を取ることができます。

また、病気の株の芽かきは一番最後におこない、その後は手を洗うようにします。

取った部分がすぐに乾くように、晴天の日に行うことも重要です。

6.なぜトマトは適期の芽かきが必要か?

日当たり、風通し、適切な養分配分を確保するために必要

1本立ち栽培では支柱を立てて株を支えますが、支柱の長さや栽培期間、手が届く高さを考え、一定の高さで摘心を行い、それ以上に丈が高くならないようにします。

その摘心の時期まで、葉のつけ根から伸びるわき芽は全てかき取り、1本仕立てを維持します。

これにより、養分が枝葉にとられるのを防ぎ、主枝の伸びが良くなり実も充実します。

わき芽をかきとった傷口が大きくなると、病原菌の侵入場所になるので、あまり大きくならないうちに取るのが良いです。

しかし、わき芽が伸びると根の伸長もよくなるので、苗が小さいうちに出るそばからかき取るのは、生育を悪くします。

5〜10cmの大きさでかき取るようにしましょう。

それ以上の大きさになってしまっている場合はハサミを使用します。

7.草丈はどこまで伸ばすのか?摘心は?

手が届く高さを目安に摘心する

手が届く高さを目安に摘心しましょう。

最上段の花房の上に葉を2枚残して主枝の先端をハサミで切り取ります(摘心)。

草丈2mくらいに伸ばした場合、順調に成長すれば6〜7段目くらいまで花房がつき、1株で24〜28個くらいの収穫があります。

主枝の先端の芽が大きくなってからの摘心は、尻腐れ病などの果実の障害の原因にもな流ので、茎が小さく細かいうちにおこないます。

そのほうが傷口も小さくて治りも早くなります。

摘心をしたら、その後のわき芽はとらずに放任し、根の活性を維持します。

ミニトマトでは、わき芽からの収穫も楽しむことができます。

8.トマトの誘引方法は?どの場所にする?

花房の上か下の葉のつけ根にひもをかける

トマトはひもで茎の要所を誘引しなければ株が倒れてしまいます。

茎が伸びるごとに支柱に誘引していきましょう。支柱の長さは210〜240cmの丈夫な支柱を地面に深くさしこんで組みます。

ひもをかけるときは、花房のついている場所に注意しましょう。

というのも、花房のすぐ上や下にひもをかけると、風などでひもがずれて花房に当たり、折れたり落ちたりする危険性があるからです。

花房に触れる心配のない、花房の上か下の葉のつけ根が良いです。

9.株を処分する時期は?

秋作の準備の関係上、8月中旬〜下旬が望ましいです。

または摘心した最上段のトマトを収穫したとき、または病害虫などの被害でこれ以上収穫が見込めないときが目安です。

栽培後のトマトを片付けるときは、根だけを抜いて数日おいてから片付けることをオススメします。

根を抜けば、トマトの樹が枯れて、体積が減り軽くなります。

また、根を抜いたとき、根の状態を確認しましょう。

根コブがついているようだと、根コブ線虫の密度が上がっているので、気をつけましょう。

残渣は、なるべく畑の外に出して処分します。特に、病気のかかっているものは残っていると畑に病気の菌が増えてしまうので、丁寧に片付けましょう。

10.トマト栽培について

トマト栽培についての記事が他にもありますので参考にしてください。

トマトの基本的な栽培方法について、土づくり〜収穫までをまとめています。

トマトのよくある生育不良はこちら

トマトのおもな病害虫はこちら

狭い畑でトマトを育てる場合は、トマトのコンパニオンプランツもオススメです。

https://nokabegin.net/3935.html

また、トマトの植え方を工夫することで収穫量が増えたり、害虫を避けることができます。

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家庭菜園の初心者の方向けに、野菜の栽培方法の基本から育て方のコツ、応用技まで紹介しています。