自然農薬

【家庭菜園】海藻の酢漬けで野菜の生育促進|効果と作り方【画像付き】 

1.海藻の酢漬け|効果 

海藻

海藻を拾ってきて海藻の煮汁をつくったら、海藻の酢漬けを作るのも良いですよ。

海藻を細かく刻んで密閉できる容器に入れ、、または木酢液を注ぎます。

細かく刻むのは海藻に含まれる養分やミネラルを抽出しやすくするためです。

また、約500倍に薄めて利用するので海藻についた海水は洗い流す必要はなく、そのまま使って、海水に含まれるミネラルも利用します。

フタをして冷暗所に2ヶ月置いたら使い始められます。

りぐ

海藻の養分、カルシウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルを豊富に含む自然農薬です。

水で約500倍に薄めて野菜に散布しますが、スプレー容器で散布する場合は目詰まりを防ぐために海藻をよくこしとっておきます。

一度ザルでこしてからさらにガーゼでこすとうまくこすことができます。

週に2〜3回を目安に定期的に野菜にスプレーして使います。

木酢液を利用しているので、病気予防も期待できます。

また、植えつけ直後の苗には海藻の酢漬けを1000倍程度に薄めて、水やり代わりにまいても良いです。

りぐ

野菜の生育をよくし、土壌改良にもなります。

・海藻のミネラルを利用する

・酢や木酢液に漬け込み2ヶ月

・約500倍に薄めて野菜にスプレー

2.海藻の酢漬け|作り方

【準備物】

○海藻‥‥適宜

○酢、または木酢液‥‥適宜

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①海藻を容器に詰める

海藻を容器に詰める

海藻は洗わずに使います。

海水に含まれるミネラルも利用するためです。

細かく刻んで、密閉容器にたっぷり詰めます。

もし海藻がない場合は、ワカメやフノリを利用しても良いです。

②酢や木酢液を注ぐ

海藻に木酢液を注ぐ

海藻がかぶるくらい、酢、または木酢液を容器に注ぎ入れフタをしたら冷暗所に置いておきます。

③冷暗所で2ヶ月

海藻の酢漬け

2ヶ月したら、使い始めることができます。

スプレー容器の目詰まりを防ぐために海藻をこし取って、約500倍に薄めて野菜に散布します。

④ザルでこす

ドロドロしていてガーゼではこせないので、まずザルを使ってこします。

あるいは使うたびに約500倍に水で薄めてガーゼでこしても良いです。

⑤ガーゼでこして保存

ザルでこした液をさらにガーゼでこします。

ザルに残った海藻もガーゼで包んで液をしぼり出します。

ペットボトルなどに移し、冷暗所で保管しておきます。長期保存が可能です。

3.海藻の酢漬け|使い方

自然農薬を吹きかける

水1ℓに対して2mlを混ぜ、水で500倍の希釈液をつくります。

週2〜3回のペースで野菜全体にたっぷりと葉の裏側にも忘れずにスプレーします。

海藻由来の養分やミネラルが野菜の生長を促し、酢や木酢液の成分が効いてうどんこ病ベト病などの予防効果が期待できます。

おわりに

今回は、海藻を使った酢漬けの作り方や使い方について紹介しました。

下記では、他にも20種類以上の自然農薬を一覧にしてまとめていますのでこちらも参考にしてください。