自然農薬

【自然農薬】トウガラシの焼酎漬け|作り方と使い方【永久保存版】

1.トウガラシの焼酎漬け|効果

トウガラシ

トウガラシの焼酎漬けは、トウガラシの辛味成分(カプサイシン、サポニンなど)を抽出して作る自然農薬です。

辛味成分には殺虫や忌避効果があり、アブラムシハダニ退治をはじめ、多くの害虫対策に利用できます。

抗菌効果もあるので使用すると病気予防にもなります。

作り方は簡単で、トウガラシを刻んで焼酎に漬け込むと約1ヶ月でできあがります。

使用時には水で約500倍に薄めて野菜にスプレーします。

ペットボトル2本分くらいつくっておけば、たっぷりと使用できて重宝します。

りぐ

家庭菜園でトウガラシを収穫したら焼酎に漬け込んでみましょう。

焼酎は度数の高い35度のものがオススメで、エキスが効率よく抽出されます。

高級な乙類焼酎ではなく、安価な果実酒用の甲類焼酎で十分です。

害虫がつき始めたら、週2〜3回ペースでスプレーし、もし効き目がないようならやや濃いめに希釈して使用して様子をみましょう。

りぐ

希釈倍率は濃くても200倍くらいまでを目安にします。

・トウガラシを焼酎に漬けて1ヶ月

・辛味成分が野菜を害虫から守る

・約500倍に水で薄めてスプレー

2.トウガラシの焼酎漬け|作り方

【準備物】

トウガラシ‥‥軽くひとつかみ

焼酎(35度)‥‥500ml

①トウガラシを刻む

トウガラシを刻む

ハサミでトウガラシを細かく刻んで、ペットボトルの中に入れます。

細かく刻むことでトウガラシのエキスが抽出されやすくなります。

肌の弱い人は手袋を着用しましょう。

②焼酎を注ぐ

焼酎を注ぐ

ペットボトルに焼酎を注ぎます。

焼酎は、度数の高い35度のものを使うと、エキスがよく抽出されます。

ボトルいっぱいまで注いでキャップをして冷暗所に入れます。

③約1ヶ月で使える

トウガラシの焼酎漬け

1ヶ月から後から使えるようになります。

使うときは、その都度ガーゼでこし、水で薄めて野菜にスプレーします。

キャップを閉めて、冷暗所で保管しましょう。

3.トウガラシの焼酎漬け|使い方

自然農薬を吹きかける

トウガラシの焼酎漬けは、原液のままではなく、必ず水で薄めて使用しましょう。

希釈倍率の目安は約500倍で、1Lの水に対して2mlを加えて混ぜます。

2mlの量は、スポイトで量るか、ペットボトルのキャップ(3分の1弱で約2ml)を計量器代わりにして量ると良いです。

りぐ

ちなみに、キャップ1杯は、約7mlです。

アブラムシやハダニがつき始めたら、野菜にたっぷりスプレーして様子を見ましょう。

スプレー容器に移す際には、必ずガーゼでトウガラシのカスやタネを子しましょう。

また、スプレーする際には、マスク、ゴム手袋、ゴーグルを着用します。

おわりに

今回は、トウガラシの焼酎漬けの作り方と使い方について紹介しました。

下記には、他にも約20種類以上の自然農薬をまとめていますのでこちらも参考にしてください