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【益虫】ヒメハナカメムシは害虫を駆除する天敵!その生態とは?

【益虫】ヒメハナカメムシの生態とは?

野菜づくりをしていると野菜たちに様々な虫たちが集まってきます。

その中でも野菜に被害を及ぼす虫を害虫、その害虫を食べてくれる虫を益虫と言います。

益虫をうまく増やすことができれば、農薬を使わずに害虫を撃退することができます。

りぐ

この記事では、益虫となるヒメハナカメムシ類の生態とその効果についてまとめています。

ヒメハナカメムシ類の生態

ヒメハナカメムシの生態
ヒメハナカメムシの生態

◎成虫:体長約2mm

◎北海道、本州、四国、九州、沖縄に分布

ヒメハナカメムシ類は、体長2mm程度の小さなカメムシの仲間です。

アザミウマ類(スリップス)を捕らえて体液を吸う天敵です。

ヒメカメムシの成虫は、1日あたり約10匹のアザミウマ類を捕食すると言われ、ハダニ類アブラムシ類、花粉も食べます。

ヒメカメムシの増やし方

野菜のアザミウマの被害を抑えるには、アザミウマの発生初期に十分な数のヒメカメムシがいることがポイントです。

ハーブ類やソバにヒメカメムシの温存効果があります。

アザミウマ類が少ない時には、花粉やアブラムシなどがエサになります。

りぐ

畑にオクラを植えるのも有効で、ヒメハナカメムシ類は、オクラが分泌する真珠体を栄養源にすることがわかっています。

おわりに

りぐ

この記事では、ヒメハナカメムシの生態と益虫としての効果について紹介しました。

下記では、それでも病害虫が発生した場合に、化学製品にできるだけ頼らず撃退する方法として自然農薬について一覧にしてまとめています。