育て方|栽培方法

スティックブロッコリーの育て方|栽培方法

スティックブロッコリーは小さな蕾と長くて柔らかい茎を食べるブロッコリーで、次々とわき芽が伸びてくるので何度も楽しむことができます。

りぐ

この記事ではスティックブロッコリーの育て方・栽培方法について紹介しています。

スティックブロッコリーについて

スティックセニョール栽培について

長く伸びる花茎を収穫するブロッコリーで、中国野菜のカイランブロッコリーを交配して生まれました。

茎は柔らかく、甘みがあるので、和洋を問わず、幅広い料理に利用できます。

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茎ブロッコリーなどの名前で市販されています。

オススメの品種

スティックセニョール(サカタのタネ):生育旺盛で育てやすい。約20cmの長い花茎が15本程度収穫できる。

グリーンボイス(タキイ種苗):柔らかくて甘みの強い花茎がとれる。甘みも強いので幅広い料理に向く。

スティッコリー(トキタ種苗):長く伸びた茎は、繊維が少なく柔らかで甘い。軽くゆでるだけでも美味しい。

スカーレットダンス(丸種):花蕾の紫色、茎の緑色のコントラストが美しい品種。濃厚な味わいが特徴。

スティックブロッコリーは、普通のブロッコリーよりも暑さにも比較的強いものが多く、育てやすいです。

長い間収穫を楽しむことができるので、家庭菜園向きです。

太くて良質な花茎を出させるには、元肥に良い堆肥有機質肥料を十分に施します。

株の先端や中心にできる頂花蕾は早めに収穫し、側花蕾の伸びを促すのがコツです。

収穫期に入ったら、定期的に追肥をして養分を補うと、次々に側花蕾が出て収穫が続けられます。

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株の上方が重くなりがちなので、支柱を立てて倒伏を防ぎます。

苗づくり・畑の準備

スティックセニョールの苗

市販の種を購入し、苗をつくっていきます。

ポットを準備し、一つのポットにつき5〜6粒になるように覆土します。

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もし、たくさん作る場合は、ふるいなどを使うとまんべんなく覆土できます。

覆土してポットで育てていき、育ってきたら徐々に一本に間引いていきます。

本葉4〜5枚の苗になったら植えつけの準備完了です。

しかし、春まきの場合は苗を大きめに、本葉6〜7枚まで育ててから植えつけると良いです。

畑の準備は植えつけの2週間前からしていきましょう。

溝の長さ1m当たり堆肥5〜6握り油かす大さじ5杯化成肥料大さじ3杯を投入します。

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植えつけ・管理・収穫

スティックセニョールの植えつけ・収穫

苗と畑が準備できたらいよいよ植えつけていきます。

畝幅50cm、畝間50cm、株間40cmで植えつけていきます。

もし、春の低温期に植えつける場合は地温を上げるためにマルチングをオススメします。

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アオムシヨトウムシなどの害虫がつきやすいので、春まきの植えつけは寒冷紗のトンネルがけをすると予防できます。

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追肥は何度か分けておこなっていきます。

1回目は草丈が15〜20cmになった頃、株の近くに施し、列の長さ1m当たり化成肥料を大さじ2杯程度おこないます。

2回目以降は、約半月ごとに、畝の片側に交互に施します。

 

スティックブロッコリーは茎が細く茎が倒れやすいので、風当たりの強いところでは支柱を立て、夏によい花蕾をたくさん出させるには、水やりをしっかりして、敷きワラをしましょう。

収穫は、次々に伸びてくる茎の伸びた側花蕾を収穫します。

収穫する際は、柔らかく折れるところで折り取ります。

おわりに

スティックセニョール

スティックブロッコリーは茎まで柔らかく甘味があり、ブロッコリーと同じようにゆでてサラダにしたり、炒めものにしたりして利用できます。

普通のブロッコリーは一度収穫すると終わってしまうものが多いですが、スティックブロッコリーは何度も収穫できるのも大きな特徴の一つです。

りぐ

この記事では、スティックブロッコリーの栽培方法について紹介しました。

下記では、他にも100種類以上の野菜の育て方・栽培方法をまとめています。