1.植えつけのポイント(コツ)は?
アシタバは、一度植えれば数年は栽培できます。
株がまだ生きているのであれば、地上部の枯れた茎葉を刈り取り、年内に一回、お礼肥として3〜4kg/㎡の堆肥をまいて、翌春まで様子を見てみましょう。
芽が出てきたらそのまま育て、出てこなければ、春先に改めてよい苗を購入して植え直しましょう。
2.収穫の目安は?
本葉が15枚くらいに増えてきたら、中心の若葉を折り取りましょう。
完全に開ききる前の光沢のある葉が柔らかくて食べ頃です。
明日には葉が出てくるほど成長が早いことから、アシタバの名前がついたと言われていますが、実際には4〜5日ほどかかります。
3.越冬はできる?
アシタバは伊豆諸島に自生する野草ですが、ビタミンや鉄分を多く含む健康野菜として人気があります。
さらに、数年は収穫が続いて手間いらず、病害虫に強く、どんどん葉が伸びるところも人気の一因です。
温暖な地域以外は、冬季は地上部が枯れてきますが、地下部は生きているので、敷きワラや堆肥をかける程度の軽い防寒で越冬しましょう。
春には新葉が伸びてきますよ。
4.アシタバを増やすには?
種をまいて増やしましょう。
アシタバは自家採種できるので、種を保存してまきます。
適期は春と秋で、株分けで増やすこともできます。
春先に株を掘り上げて新芽と根をつけて分割し、株間を50cmくらい広くとって植えつけます。
5.茎を切ると出る黄色い汁は?
黄色い汁に含まれるカルコンという物質には、抗酸化作用があり、ガンや潰瘍、血栓を予防する働きがあるもので、生育不良や病気ではありません。
おわりに
この記事では、アシタバの様々な栽培のコツについてまとめました。
下記では、アシタバ栽培の基本の育て方をまとめています。
下記では、100種類以上の野菜の育て方・栽培方法をまとめています。