育て方|栽培方法

フダンソウ(スイスチャード、フダンナ)の育て方|栽培方法【保存版】

1.フダンソウの栽培について

スイスチャードの栽培について

根菜類のビート(テーブルビート)の仲間ですが、根は肥大せず、葉菜として利用されます。

年中かき葉を利用できることから不断草(ふだんそう)と呼ばれるようになりました。

フダンナイツモナチャードスイスチャードなどの別名もあります。

耐暑性があるので、夏には暑さに弱いほうれん草の代わりに利用することができます。

りぐ

また、病害虫の被害が少なく、コンテナでも簡単に栽培することができます。

2.フダンソウの品種

スイスチャードの品種
フダンソウの品種

アイデアル(葉柄が真っ赤、赤、白、黄色などで美しく、花壇やコンテナ栽培にも適する)

ブライトライト(アクが少なく、葉柄はカラフルで鑑賞価値がある)

うまい菜(暑さ寒さに強く、葉を順次かきとれば長期間利用できる)

3.フダンソウの育て方

土づくり

土づくり2

まず、日あたりのよいところを選び、種まきの2週間前までに、苦土石灰を多めに施してよく耕します。

次に、1週間前には堆肥化成肥料を施し、畝幅70cm、高さ10cmの畝を立てましょう。

りぐ

土壌の適正酸度はpH6.0〜6.5です。

種まき・植えつけ

種まきの適期は4月上旬〜6月上旬と、8月上旬〜10月上旬です。

品種によっては、春まきから秋まきまでできるものもあります。

条間30cm、深さ1cmのまき溝2条に3cm間隔でまき、覆土したら軽くたたいて種と土を密着させましょう。

管理

スイスチャードの間引きと追肥

水やり

発芽するまでは十分に水やりをします。

発芽後に乾燥が続くときも、きちんと水を与えましょう。

間引きと追肥

本葉が1枚の頃に、1カ所1本に間引きます。

本葉が5〜6枚の頃、30cmの間隔に間引きをして、化成肥料(8-8-8)30g/㎡を施します。

さらにその3週間後にも同量を追肥しましょう。

収穫

種まきの約40日後から、外葉を少しずつかいて収穫します。

4.フダンソウのよくある生育不良|おもな病害虫

スイスチャードのよくある生育不良・病害虫

特にかかりやすい病気はありません。

また、害虫も特につきやすい虫はなく、育てやすい野菜の一つです。

りぐ

ただし、フダンソウは酸性土壌が苦手で発芽しにくい時があります。

種まきの注意点などフダンソウの栽培のコツを下記にまとめています。

5.まとめ

フダンソウ育て方まとめ

①酸性土壌を避ける。

②種は春〜夏にもまけるが秋まきがつくりやすい。

③種は厚まきを避ける。

④発芽までは水をたっぷり与える。

⑤コンテナ栽培では土が乾きすぎないように注意。

この記事では、スイスチャードの育て方・栽培方法について紹介しました。

下記では、100種類以上の野菜の育て方・栽培方法についてまとめていますので、コチラもあわせてご覧ください。