よくある質問

キュウリの栽培のコツ|誘引、摘心、追肥、整枝、苗選び【保存版】

1.蔓は放任しておいていい?

キュウリのツル

新蔓が支柱の高さ以上に伸びてきたら、先端を摘心しましょう。

また、下から5〜6節までのわき芽と花芽は全て摘み取って風通しを良くし、病害虫の防除に努めましょう。

それより上のわき芽は1〜2節を残して摘心するのが基本的な整枝のやり方です。

2.誘引は必要ですか?

キュウリの誘引

キュウリの葉は大きいため風で傷みやすくまた酸素を好んで浅く張った根は、風で株が揺れると傷んで樹勢が衰えるなど、風に揺さぶられると生育が悪くなります。

また、キュウリは他のウリ科野菜と同様、茎から巻きひげが伸びるタイプです。

蔓自体が支柱に巻きつくインゲンのようなタイプは誘引は不要ですが、キュウリはしっかりと誘引してあげましょう。

キュウリは成長速度が速いので、1週間に1回程度の定期的な誘引をおこないましょう。

他の株に絡んで伸びることもあるので、観察も兼ねてつるの行方をたどってみましょう。

病害虫の予兆を知るのにも有効です。

3.摘心や摘葉はなぜするか

キュウリの摘心

キュウリは、「葉や茎が伸びる栄養生長」「花がついて実をつける生殖生長」が同時におきます。

よい実をたくさん収穫するには、生育初期の開花結実を遅らせ、枝葉を充実させて体力のある株に育てるのが大事です。

根をしっかり張らせるため下から5〜6節までのわき芽と花芽を摘み、地上部の負荷を軽減します。

生育が進んでも、株元と新しい葉に日光がよく当たるために適宜摘葉します。

古い株の病害虫を除去し、風通しも良くなるので、防除に役立ちます。

次々に出るわき芽(子づる)も1〜2個の雌花がついたら、その先の葉1枚を残して摘心します。

子づるから出る孫づるも同様におこないます。

実を採ったつるは、周囲が混んでいたら元から取り除き、茎葉の過繁茂を防ぎます。

樹勢をみながら、栄養生長と生殖生長のバランスをとります。

最近の品種は、主枝からとれるものより子づるの1〜2節目に雌花をつけ、ここから収穫されるものの方が多いです。

 

摘心することによって、その下の方の子づるの発生を促し、また、子づるから次の孫づるが出て、これにも果実をつけるので、着果数が増えてきます。

4.長期間とるための追肥方法は?

キュウリの追肥

キュウリは野菜のうちでも最も肥料切れに敏感な野菜といえます。

適温の5月中旬〜6月頃には1日に新芽が5cm以上も伸び、一株から2〜3果収穫できることもあるくらい旺盛です。

  

このような育ちに応じるためには、追肥の回数を多くし、やり方にも十分な配慮が必要です。

元肥が十分施されている場合でも、植えつけて15〜20日の頃に、株のまわりに輪状の溝を掘り、化成肥料を一株当たり大さじ1杯ほどばらまき、土を返します。

その後15日〜20日の割合で、生育期間中4回ぐらい追肥します。

2回目以降は通路側の、畝の肩の部分に軽く溝を掘り、化成肥料大さじ1杯と油粕大さじ1杯を施し、土を返しましょう。

この時は、踏み固めた通路の土をクワで耕してややわらげるようにし、中耕をかねます。

追肥溝を掘るときには、キュウリの根の先端が少し現れるような位置にするのが一番吸収させやすく、肥料の効果が現れます。

 

後期の追肥は、根がいっぱいに張り詰めているのでとくに土を動かさず、化成肥料をばらまくだけにします。

土が湿っているとき追肥するのが有効ですが、乾いていたら追肥後に水やりし、早く根に吸収されやすくしてやることが大切です。

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5.立体栽培の整枝のコツは?

キュウリの立体栽培

立体栽培にすると、狭い畑を立体的に利用できること、果実が地面につかないので、素性のよいものができること、などの利点があり、通常は立体栽培で育てることが多いです。

この場合、主枝は伸びるにつれ、それを支柱に結びつけて誘引します。

結ぶ間隔は30〜40cmぐらいにし、先端が垂れ下がらないうちに、作業を進めましょう。

狭い敷地で効率よくキュウリを育てたい方はコンパニオンプランツ(混植)に挑戦してみるのも良いですね。

生育促進や害虫忌避の効果が期待できます。

6.地這い栽培の整枝のコツは?

キュウリの地這い栽培

地這いづくりにした場合も、放任しておくと隣のつるや隣の作物のところへどんどん伸び、茎葉がすっかり込み合ってしまい、果実を見つけるにも大変です。

また、こうなると、着色・形状の悪いものしか収穫できず、寿命も短くなってしまいます。

主枝は本葉が6〜7枚出たところで摘心し、子づるの発生を促します。

子づるが伸び始めたら、勢いのよいものを2本だけ残し、他は取り除きます。

この2本の子づるが40〜50cmに伸びた頃、親づるを含めた3本を三方に向かって伸びるように配置し、込み合わないように方向づけをしてやります。

この頃から孫づるも盛んに伸びるようになります。

この後は子づるか孫づるかわからないようになってしまうので、特に混み合うところは、つるの先端が小さいうちに適宜摘心していきます。

7.キュウリに水やりは必要?

キュウリの実は水分の割合が高く、根は比較的表面にあり、乾燥の影響を受けやすいです。

高温乾燥時には、水やりをしっかりしましょう。

また、根元にワラや収穫の終わったトウモロコシの茎や葉を敷いて、乾燥を防ぐのも効果的です。

8.苗選びのポイントは?

キュウリの品種

一般的には、自根の苗の方がキュウリの皮が柔らかく美味しいと言われています。

しかし、土壌病害の出やすい畑では、病気に強い接木苗を選ぶのが無難です。

また、市民農園などで、前年の作付け状況が分からない畑に植えつける場合も接木苗が良いです。

品種は下記で紹介しています。

おわりに

この記事では、キュウリの栽培のコツについてまとめました。

下記では、キュウリ栽培の基本的な育て方や上手な植え方についてまとめましたので、コチラもあわせて参考にしてください。

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あぐり
家庭菜園の初心者の方向けに、野菜の栽培方法の基本から育て方のコツ、応用技まで紹介しています。