実践記録|コラム

シソの育て方は割と簡単!?【実践記録と解説】

この記事では、シソ(オオバ)の育て方について実践記録を紹介しながら解説していきます。

この記事では、大葉と統一して呼ばせてもらいます。

というのも、大葉と紫蘇は同じもので、昔に青紫蘇の葉を束ねたものを「大葉」という商品名で売り出したのがきっかけで「大葉」と呼ぶのが一般的となりました。

大葉を作るのは「割と簡単」です。

よくみなさん言われるのは「大葉なんてこぼれ種から勝手に生えてくるわ〜」ですね。

それを言う理由はわかりますね。蕾や果実を収穫して食べる他の野菜とは違い、大葉は葉っぱを収穫します。

この時点で少しハードルは下がりますね。

家庭菜園初心者にはオススメの作物と言えます。

まぁ果実を取ることに関しては、「紫蘇の実」があるので後で紹介しますね。

それでは、どうぞ!!

1.土を作る!種・苗を買う!そして植える!

シソの苗

土作りと言ってもそんなに気負いしなくて良いです。

苦土石灰を使って酸度調整をした土壌の方が良いですが、細かい事を気にしない人はそのままでも良いですね。

そして種、もしくは苗を購入。

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種から育てる場合は4月下旬〜5月に植えるのが良いです。

写真は5月18日に購入したものです。

種から育てる上で大切なことは発芽適温が25℃〜30℃なので暖かくなってからまくのが良いのと、好光性種子なので薄く種まきをすることですね。

あとは、種の皮が硬くて水分を吸収しにくいので、種を一晩水につけて吸収させてからまくとより発芽しやくなります。

そして発芽まで土を乾燥させないように気をつけましょうね。

ここまで種を植える上で工夫することを紹介しましたが、手っ取り早く?育てるなら苗を買う事を勧めます

安価ですし、苗からでも十分育てることができますので、初心者は苗から育ててみるのが良いかもしれませんね。

苗の場合は5月中旬〜6月ぐらいに市場に苗や種が出回るのでその時期に購入しましょう。

シソの定植

僕の場合は今年は4つの苗を購入し、6月3日に植えました。

結果からいうとやはりたくさん収獲できました。

大葉はたくさん収獲できるので、苗をたくさん買って植える必要はないです。

家で育てるのであれば、どういった土壌(畑なのか、プランターか)にもよりますが、苗は1〜2つで十分だと思いますね。

2.苗の手入れ。段々と育ってきました。

芽紫蘇

定植して1ヶ月たつともうかなり大きくなりますね。

ちなみに大葉は成長具合によって正式名称が変わるのは知っていましたか?

発芽して1〜2枚の頃を「芽紫蘇(めじそ)」
花が咲き始めたものを「花穂紫蘇(かすいじそ)」
花が咲き終わったものを「穂紫蘇(ほじそ)」 と呼びます。

成長魚ならぬ成長葉ですねぇ。

大葉を育てる上での手入れあんまりありませんが、一つやっておいたほうが良いのは、「摘芯」ですね。

こうすることで全体の収穫量がアップしますよ。オススメです。

あと、もし育てていて大葉の葉っぱが固いと感じたら水分不足なのでしっかり水をあげましょう

3.遂に収穫!なが〜く楽しめる

シソの実践記録【収穫】

大葉の苗は大体70cm〜80cmぐらいにまで成長します

でも大体苗が30cm〜40cmぐらいになったら収穫することができます。

ここまで本当にあっという間に成長しますよ。

しかも、あまりこれといって手入れをしっかりするという感じはないですね。

僕は成長の様子をみるのが楽しかったので、写真は撮りまくっていましたがそれ以外のことはほとんどといっていいほどしていません。

 

僕が今年初めてがっつり収獲したのは7月28日です。

大葉の収獲は7月〜10月ごろまで長く収獲できるのが良いですね。

スーパーで大葉を買おうと思ってもこんなにいらない!とか思いますよね。

家庭菜園は必要な分だけ収獲できます。

本当に良いですよね。

成長の過程も楽しめて、収獲するのでスーパーで買う必要も無くなりますし。家庭菜園最高。

紫蘇の香りは葉の裏側についてます触ってると香りが飛んじゃうのであまり触らないようにしましょう。

収穫も枝ごと切り取ると香りを逃さず済みます。

収穫を長く楽しむならできた葉を切り取ってく方法が良いですね。

僕は葉を切り取る方法で収獲しました。その辺はお好みですね。

シソ栽培の様子

ここまで大きくなってくると、収獲が追いつかなくなってくるぐらい永遠と大葉ができ続けます。

近づくと大葉の良い香りがします。この写真だけでも100枚以上はあるやろうな。。。

今年も大量収獲でした。

4.ここからが家庭菜園の醍醐味!二度美味しい大葉

穂紫蘇を使う

この章がこの記事の真髄と言っても過言ではありません。僕が力説したい部分です。

ここが家庭菜園の醍醐味!!大葉は大量に収獲できて嬉しかったです。でもこれで終わりではありません。

それは、「紫蘇の実」です!「紫蘇の実」知ってますか?

あまりというかスーパーにはほとんど売っていないと思います。

要は大葉の果実の部分です。上の写真にあるように10月ぐらいになってくると段々と葉が小さくなっていき、花が咲き始めます。花も小さくて可愛いんですよねぇこれが。

これを見ただけで、「あー育てて良かったー」と思いますが、さらに時間が経つと、実がなっていきます。

シソの実

紫蘇の実ができたら、もう大葉は終了で良いと思います。最後は根っこごと樹を引っこ抜いてしまって最後に紫蘇の実を収獲しましょう。

シソの実の収穫

紫蘇の実を収獲したら「しごく」作業は忘れずおこないましょう。そのままでは紫蘇の実を食べることはできません。

シソの実の佃煮

この「紫蘇の実」は色んな調理方法があります。僕はご飯のお供にするのが良いですね。

大葉の香りがとても食欲をそそります。こんなことができるのは家庭菜園だけですね。

5.おわりに

大葉は総じてコスパが良すぎる!!大量に収穫できるので、家庭菜園で大葉を育てたらスーパーで100円出して大葉を買うことはできなくなりますねぇ。

そんなに苗を植える必要もないので、畑の隅っこでいくつか植えるだけで良いと思います。

あとは、やっぱり大葉は二度美味しい!大葉を収穫やりきって最後10月になって少し寒くなってきたら紫蘇の実を収穫して終了ですね!

手間もあまりかからないので初心者向けと言えそうです。ぜひ育ててみてくださいね。

この記事では、シソ栽培の実践記録についてまとめました。

下記では、シソの基本的な育て方やよくある生育不良についてまとめましたのでコチラもぜひ参考にしてください。