土と肥料

【家庭菜園】生ゴミ堆肥をペットボトルで作る【保存版】

野菜を育てていると、なくてはならないのが堆肥です。

無農薬栽培を目指している方であれば、化成肥料ではなくて有機物で作った堆肥を使いたいものです。

 

ベランダなどでプランター栽培している方であれば、コンポスト(大きな木枠)などを使って堆肥を作るよりも、家庭にあるもので気軽に作りたいですよね。

そこでこの記事では、家庭で手軽に作ることができる生ゴミ堆肥をペットボトルを使って作る方法について画像付きで解説しました。

ぜひ、参考にしてください。

 

「そもそも堆肥ってどのような効果があるの?」という方は下記の記事を合わせてご覧ください。

生ゴミ堆肥づくりの第一歩

ペットボトルで生ゴミ堆肥

生ゴミ堆肥はペットボトルの容器を使って気軽に作ることができます。

容器が透明なので、生ゴミが日々細くなり、分解され、徐々に形がなくなっていく様子が観察できる楽しみもあります。

1本の容器でできる堆肥は少量ですが、本数を多く作れば、ベランダのプランターや鉢に使う分量は十分まかなうことができます。

用意するもの:2ℓのペットボトル、ガーゼ、輪ゴム、新聞紙

材料:生ゴミ、野菜クズ、乾いた腐葉土又は乾いた堆肥

ペットボトルで生ゴミ堆肥|作り方

①ペットボトルの上部分を切る

ペットボトルの上部分を切る

上部の細い部分を切り、口を広げて底に数cm腐葉土を入れます。

材料から出た水分を腐葉土に吸わせるため、乾いた腐葉土を使いましょう。

②野菜クズを天日で干す

野菜の天日干し

水気を切った生ゴミと干した野菜クズを新聞紙に広げて、乾いた腐葉土をひとつかみ入れて混ぜます。

③材料を入れる

野菜くずを入れる

ペットボトルの8分目まで②の材料をギュウギュウにしっかり詰めて、防虫・防臭のため、材料の上に腐葉土をフチまで入れます。

④虫よけにガーゼをかぶせて輪ゴムで止める

ガーゼを被せて輪ゴムで止める

ガーゼをかぶせて輪ゴムで止めて、雨が当たらない20〜30℃のところにおいておきます。

⑤切り返し

切り返し(ペットボトル)

2週間〜1ヶ月後に切り返しをします。

新聞紙に広げて材料を混ぜ回せて、また中に入れます。

⑥形がなくなったらできあがり

ペットボトル堆肥完成

色とにおいと手ざわりで完熟具合を確認します。生ゴミの形がすっかりなくなったらできあがりです。

おわりに

この記事では、ペットボトルを使った生ゴミ堆肥の作り方を紹介しました。

下記では、それよりももう少し大きくした「段ボール」や「コンポスト」を使った生ゴミ堆肥の作り方を紹介しているのでこちらもあわせてご覧ください。