実践記録|コラム

ブロッコリーの栽培記録

こんにちは、あぐりです。

今日は僕が育てたブロッコリー栽培の様子を記録としてまとめました。

実際の写真や工夫した点、その時の日付などを載せてありますので参照にしてください。

1.畑の準備、品種選び

土壌酸度

ブロッコリーの土壌酸度はpH5.5〜6.5が適正です。

今回は土壌酸度を測定すると、pH6.0〜6.5でしたので、これといった準備はしませんでした。

石灰や堆肥等はまいていません。元々の土壌の力で勝負しました。

選んだ品種は、「ハイツSP」です。

作りやすく、側花蕾も収穫できる品種です。

2.種まき、苗植え

ブロッコリーの発芽

畝を立てて種まきをしたのは9月21日です。

畝を立ててポリマルチを敷きました。

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ブロッコリーは側根が発達して移植に強いのでセル苗を使って育てるのがオススメです。

特に発芽したての苗は虫の食害にやられやすかったり、雑草の勢いに負けることがあります。

しかし、僕は今回は直植えにしました。

9月21日に種を植えて24日には発芽しました。発芽まで早かったです。

ブロッコリーは好光性種子なのでかなり薄く覆土をしました。

例年もう少し早く植えるのですが、今年は寒くなるのが少し遅かったので、種まきも少し遅くしました。

苗の頃は高温に強いですが、花蕾が肥大する頃には弱くなりますよ。

3.管理①(防虫)

ブロッコリーの植えつけ

写真は10月21日のものです。種植えからちょうど1ヶ月です。

本葉は4〜6枚です。この頃からアオムシやコナガによる食害が増えてきます。

モンシロチョウがすぐブロッコリ畑の上空をうろつくようになります。

害虫は見つけ次第捕殺します。害虫にやられないようにするための対策は、「トンネルがけ」をすることです。

僕は取り掛かるのが遅くて11月3日にトンネルがけをおこないましたが、もっと早くおこなうべきでしたね。

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アオムシやコナガが発生しなくなるまで、トンネルがけをおこないます。

ブロッコリーの防虫ネット

4.管理②(土寄せ、追肥)

ブロッコリーの葉が大きくなってきた

さらに1ヶ月後の11月22日のブロッコリーの様子です。

花蕾はまだできていませんが、葉っぱはかなり大きいです。害虫の駆除も大変でした。

今回の栽培で、僕は一度も土寄せ、追肥をせずあくまで自然に育てました。

5.段々とブロッコリーができてくる。

ブロッコリーの花蕾ができる

12月10日のブロッコリーの様子。

まだまだ小さいですがチラホラ花蕾(からい)が出現し始めました。

花蕾っていうのはブロッコリーの部分ですね。

12月に入るとかなり寒くなってきて、アオムシ、コナガなどの食害は減ってきます。

かなり寒くなってきたのでトンネルはもうとりました。

ブロッコリー

こちらは12月31日年の瀬のブロッコリーの様子です。植えつけから約90日ぐらいですね。

収穫が近づいてきました。

6.収穫

ブロッコリーの収穫目安

花蕾が15cmほどになれば順次収穫していきます。

収穫が遅れちゃうと食感が悪くなるので、蕾がしっかりしまった状態で刈り取るのが良いですね。

今年のブロッコリーは初めて収穫したのは1月15日です。

一度収穫したあとは、側花蕾の収穫も楽しむことができます。

5cmぐらいのものから収穫していきましょう。

ブロッコリーの側花蕾

7.おまけ

ブロッコリーの花

この花はなんの花かわかりますか?

そうです。これはブロッコリーの花です。

ブロッコリーの花蕾の部分はこんな風に花を咲かすんですね。

8.まとめ

今回の栽培は堆肥も石灰も化成肥料も全く入れずに育てました。

それでも順調に育ってくれました。

ちなみブロッコリーの残渣(葉など)を畑にすき込むと土壌の殺菌効果があるのでオススメです。

この記事では、ブロッコリーの栽培記録について紹介しました。

ブロッコリー栽培について他にも基本の育て方や相性の良い野菜などを下記にまとめていますので、コチラも合わせてご覧ください。