育て方|栽培方法

エンダイブの育て方|栽培方法

エンダイブは歯切れのよさと、ほのかな苦みが持ち味です。

葉先は細かく縮れ、葉に深い切れ込みがあり、サラダや肉料理に向いています。

この記事では、「エンダイブの育て方|栽培方法」についてまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

エンダイブについて

20℃内外の冷涼な気候を好みますが、耐寒性は弱く、降霜期近くになると生育は停止するので、この時期は防寒対策が欠かせません。

栽培の目安

春まき露地栽培(高冷地のみ):種まき5月上旬、植えつけ6月中旬、収穫8月中旬〜9月下旬

夏まき露地栽培:種まき8月中旬、植えつけ9月中旬、収穫11月中旬〜12月

トンネル春どり栽培:種まき10月下旬、植えつけ12月中旬、収穫3月中旬〜4月下旬

土壌の適応幅は広いですが、有機質に富んだ砂質土がもっとも栽培しやすいです。

低湿地では排水対策を十分に行って栽培します。酸性土壌を嫌うので、事前に石灰をまいて耕しておきます。

独特の苦みをやわらげ、品質をよくするために軟白(なんぱく)をおこないます。色々な方法で軟白できますが、代表的な方法は株が大きく育ったら、外葉を包むようにして紐やテープで縛り、軟白する方法です。

品種は大別すると小葉の大きいヒロハキクチシャと、縮葉性のチヂミバキクチシャに分かれますが、一般には後者を栽培します。

オススメの品種

エンダイブ(タキイ種苗):大株の内部を軟白させるほか、若い葉をそのまま収穫、利用しても良い。

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苗づくり・畑の準備・植えつけ

育苗箱に種を1cm間隔ぐらいに条まきします。覆土はふるいで厚さ3mmくらいに薄くかきます。

エンダイブは苗のときの高温・長日で花芽分化する性質があります。夏まきの時期が早すぎるととうが立ってしまうことがあるので、その場合は、少し種まきの時期を遅らせましょう。

発芽したら、混み合っているところを間引きます。本葉2枚の頃、3号ポリ鉢に移植します。

本葉が4〜5枚になった頃に、畑に植えつけます。

畑の準備は、植えつけの20日以上前に石灰をまいて、20cmくらいの深さまでよく耕しておきます。キク科の野菜(ゴボウ、レタス、シュンギクなど)の連作に注意しましょう。

そのあと、植えつけの2週間くらい前に畝をつくり、元肥を全面にまいてすき込みます。

元肥の量は、1㎡当たり堆肥4〜5握り、油かす大さじ5杯、化成肥料大さじ2杯です。

畑の準備ができたら植えつけていきます。株間は35cm程度で植えつけます。

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追肥・軟白・収穫

土が乾かないように水やりは継続しておこなっていきます。

追肥は2回に分けておこないます。

1回目は株の周りにばらまき、軽く土を混ぜ込みます。追肥の量は1株当たり化成肥料を大さじ2分の1杯程度施します。

2回目は畝の両側に軽く溝を掘ってばらまき、溝を埋めたら畝に土を寄せます。追肥の量は1株当たり油かす大さじ3杯、化成肥料大さじ2杯程度施します。

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エンダイブは苦くなりすぎないように、苦みを和らげて、品質をよくするために軟白(なんぱく)します。

軟白を始める時期は、株が大きく育ち、内部の葉の重なりが相当密になり、黄変し始める頃です。

黒色ネットなど遮光資材をトンネル状に掛けて軟白していきます。秋、春は7〜10日、晩秋、早春は15〜20日、冬は30日程度軟白します。

その他にも外側の大きな葉でポリヒモで包むように縛って、内部に日が当たらないようにする方法もあります。

しかし、この場合は、葉がぬれている時、特に雨の後などに結束すると、後で内側が腐る時があるので、晴天の葉が乾いているときにおこないましょう。

プランター栽培であれば、軟白はより簡単です。段ボールなどをかぶせて簡単に軟白できますよ。

株が大きく育ってきたら、利用する計画によって順次軟白し始めていきましょう。

内部の軟白されたやわらかい部分は、サラダや肉料理のつけ合わせなど使い道は広いです。

外葉の緑色の濃い部分は炒めものや漬け物などに用いると良いです。

おわりに

エンダイブはフランス語で「シコレ」という名前で、別種の「チコリ」と混合されやすいです。

栽培でいうと、エンダイブは1〜2年の多年草で遮光軟白で仕上げますが、チコリは多年草で根株を養成し、促成軟白して製品化した頭球を多く利用します。

エンダイブはサラダや肉料理など様々な用途で使われます。ぜひ、一度育ててみてはいかがでしょうか。

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家庭菜園の初心者の方向けに、野菜の栽培方法の基本から育て方のコツ、応用技まで紹介しています。