土と肥料

【家庭菜園】腐葉土の作り方|ビニール袋、ネット、木枠など

ビニール袋で腐葉土づくり|その方法

ビニール袋で落ち葉堆肥

落ち葉を使った腐葉土は手軽に作ることができます。

まずは、ビニール袋を使った作り方を紹介します。

 

ビニールのゴミ袋や肥料袋などの底の両側を切ります(水切り用)。

集めた落ち葉に水をかけて水分を含ませ、米ぬかを1〜2つかみほど混ぜて袋に詰めて、袋の口を縛ります。

口を少し開けて緩めに縛りましょう。

 

日当たりがよく雨が当たるところに袋を立てて置き、時々袋を揉んでほぐします。

中が乾いているようなら、水分を補給して数ヶ月で腐葉土ができあがります。以下、手順です。

①落ち葉に米ぬかを入れる。

落ち葉に水をたっぷり含ませ、米ぬかを1〜2つかみくらいふりかけます。

②袋の両端をカットする。

袋の底の両端をカット。①をギュウギュウに詰め込みます。

③日当たりのよいところに立てる

袋の口は少しあけて緩めにしばり、日当たりのよい雨のあたるところに立てておきます。

④時々袋をもみ、数ヶ月で完成。

時々袋を揉んでほぐし、乾き気味になったら口から水を注ぎ、数ヶ月したら完成です。

ネットやストッキングで腐葉土づくり|その方法

落ち葉

身近にあるもので、玉ねぎや夏ミカン等が入っていたネット、あるいは使い古しのストッキングなども立派な腐葉土づくりの容器になります。

見た目は小さいですが、詰め込めば2ℓもの材料が入ります。

 

この方法は落ち葉や枯れ草などを使った、腐葉土を使うのには向いていますが、水分の多い生ゴミ堆肥には向いていません。

また、雑草の種子が入らないように注意が必要です。

用意するものは、ネットまたはストッキング、30×40cmくらいの薄いポリ袋、段ボール箱、バケツです。以下、手順です。

①落ち葉をすき間なく入れる

ネットまたはストッキングに落ち葉や枯れ草をすき間なく詰め込んで口を縛ります。

②水に浸し、ポリ袋に入れる

水を入れたバケツに①を数秒間浸した後、水気を切る。ポリ袋に入れて、口を軽く折りたたみます。

③段ボールに入れ、日陰におく

②の状態のものを数個、ちょうどよい大きさの段ボールにすき間なく詰めて、フタをして、日陰に置いておく。

④月に1回ほど、全体を軽く揉む

月に一回ほど、ポリ袋からネットを出して全体を軽くもむ。

ポリ袋に水が溜まっていたら、ネットを風通しのよい場所で1日乾燥させる。

⑤3〜6ヶ月ほどで完成

材料が茶褐色に変化し、葉の組織が崩れてきたらできあがり。3〜6ヶ月かかる。

木枠を使って腐葉土づくり|その方法

木枠で落ち葉堆肥

庭の片隅や市民農園などで、半畳ほどのスペースがあれば、本格的な腐葉土を作ってみましょう。

20㎡程度の家庭菜園なら、縦60cm、横60、高さ60cmの木枠を準備します。

容積は200ℓとなり、その分の材料を使って堆肥を作ると、約40kgができます。

木枠を組んで落ち葉を積み込み、米ぬかを交互に積み込んで発酵させます。

数回切り返しながらビニールシートをかけておくと、半年から1年ほどで腐葉土ができ上がります。以下、手順です。

①木枠を作って、土の上に直におく

木枠の高さを20cmずつに分けて、あとで積み重ねるようにすると、切り返し作業が楽になります。

②落ち葉を入れ、水を含ませる

落ち葉を積んで水をふりかけて足で固め、落ち葉に水を含ませます。

③米ぬかと落ち葉を交互に積む

落ち葉の高さが20cmほどになったら、表面全体に米ぬかをまきます。

油かすや魚粉でも良いです。

米ぬかをまいたら、さらに落ち葉をつみ、落ち葉⇨米ぬか⇨落ち葉⇨米ぬかと交互に積んでいきます。

④切り返し

発酵熱で温度が上がってきたら切り返します。

様子をみて2週間〜1ヶ月に1回くらいのペースで切り返します。

⑤葉っぱの原型がなくなったら完成

雨が降らないようにビニールシートを被せておきます。

葉っぱの原型が無くなったら腐葉土のできあがりです。

木枠を使って腐葉土作り|ポイント

木枠

堆積場所は貯まった水が排水されやすいように、水はけの良い場所を選びましょう。

数cmほど盛り土をして、簡易的に木材ですき間をあけた壁を作ると、空気の通り抜けがよく、オススメです。

堆積規模は、畑の規模によりますが、2〜3㎡程度取れれば広さは十分に足りるでしょう。

これ以上の規模で堆積するときは、強制通気をするか、麦わらやカヤのようなすき間の多い資材を用いて空気の流れをよくする必要がありますし、温度の調節も必要になってきます。

微生物の活動には、30〜40℃がもっとも適しているので、冬季に材料を積むと、初期の微生物の活性が低くなります。

従って夏季よりも固めに踏み込んで、周囲に板やワラで囲いを作るなど温度を下げにくくする工夫が必要です。

夏の場合は、一定の大きさの木枠などを作り、それを利用しながら堆積すると、堆肥の用量が一目でわかるので便利です。

微生物は紫外線に弱いので直射日光に当たらない工夫をしてください。

屋外の時はシートやムシロで覆うことで、陽射を防げますが、できれば屋根付きの堆肥舎が好ましいです。

おわりに

この記事では、腐葉土の作り方について紹介しました。

落ち葉を使った堆肥作り以外にも生ゴミを使って堆肥を作ることができます。

下記では、生ゴミを使った堆肥の作り方を紹介していますので、あわせてご覧ください。