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1.多粒まき|その方法と効果
オクラの多粒まきとは、4株以上をまとめて育て、長期間にわたり柔らかいオクラを収穫するための種まき方法です。
オクラを1本仕立てで育てると、茎が太くなり、節目が短くなります。
オクラは節ごとに花を咲かせるために、節の数が多いほど、1株からの収量は増えます。
ただし、樹勢が強いため果実の成熟も早く、収穫が1〜2日でも遅れると、果実がかたくなってしまいます。
このような株では、葉が作られた養分のさやへの転流が少なくなるため、成熟が進まず、収穫適期が長くなります。
また、茎が細く節間が長いため、1株からの収穫量は少なくなりますが、株数が多いので、単位面積当たりの収量は増加します。
一穴にたくさんの種をまくと、発芽と発芽揃いがよくなります。
また、茎葉が混み合って生育するので、光が十分当たるよう、それぞれの株は畝の外側に茎を広げます。
畑を見回るたびに、折れない程度の力で、畝の外側に向け、手で押すとよいでしょう。
収穫が終わった節から伸びた葉は、果実の肥大には関係ないので、取り除いて風通しをよくします。
多粒まき効果まとめ
①ゆっくりと成熟し、さやがかたくなりにくい
②茎が細く、節間の長い株に育つ
③畝の外側に向かって、伸ばしていく
④一株当たりの収量は減るが、株数が多いので面積当たりの収量は増える
2.オクラ栽培について
オクラ栽培について基本的な育て方は下記にまとめています。
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