基礎知識

育苗とは?その3つの方法【保存版】

育苗とは?その3つの方法

トマトやキュウリ、ナスなどの果菜類や、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなどの大型の葉菜類は、セルトレイポリポットに種をまき、定植の適期まで育てるのが一般的です。

この記事では、苗を育てる(育苗)について、また育苗の方法をまとめましたのでぜひ参考にしてください。

育苗とは?

育苗箱

育苗とは、畑に種を直接まかずに、別の場所や容器に種をまいて苗を育てることです。

育苗をするのは、果菜類と大型の葉菜類が中心で、おもに1株が独立して広い面積を必要とする野菜です。

直まきよりも効率がよく、良い苗を選抜するためにも、育苗がオススメです。

生育がそろって収穫量も安定します。

育苗箱を使って育苗するには?その手順

育苗箱

育苗箱は、育苗をするほとんどの野菜に使えます。

果菜類は育苗箱に種まきして、適当な大きさになったところで、良い苗を選んでポリポットに植え替えます。

春先の育苗は保温または加温が必要です。

夏の盛りの育苗は、よしず遮光ネットで直射日光をさえぎる工夫をします。

比較的生育が早い葉菜類の場合は、間引きの時期を逃さず、徒長させないことが大切です。

ポリポットを使って育苗するには?その手順

ポリポットで育苗

ポリポットは特にポリエチレン製は軽くて柔らかく、育苗に便利です。

色々な大きさがあり、野菜の種類や生長段階に応じて使い分けます。

育てる株数が少ない時は、ポットに数粒の種をまいて、間引きながら育てるやり方が簡単です。

畑に直まきするよりも水やりや間引きなどの集約的な管理がしやすくなります。

育苗箱セルトレイで一次育苗した苗を移植して、二次育苗をするときにも使えます。

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セルトレイを使った育苗

セルトレイで育苗

セルトレイは小型の育苗鉢が連結した容器のことで、セルの大きさによって50〜400穴のものがあります。

持ち運びがしやすく効率的な栽培管理ができること根鉢形成がはやく移植しやすいことなどが利点です。

培養土は種まき用、特にセルトレイ用のものを使うと、生育がよくなります。

また、トレイの底面を直接土につけずに空間を作るようにすると、根がしっかり伸び、根鉢が崩れにくくなります。

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そのほかの育苗道具を使った育苗

ジフィーポットで育苗

ポリポットやセルトレイのほかにも、育苗のための便利な資材があります。

岩石を繊維状にほぐして固めたロックウールと、土壌改良材のピートポットは、

容器ごと植えることができるので、根を傷めることがありません。

植えつけ後は土中で分解して、土壌改良の資材にもなります。

ピートポットは水を含むと柔らかくなるので、使用上の注意書きをよく読んでから使いましょう。

その他の育苗道具

連結ポット:セルトレイ同様、小さな鉢が連結したもの。穴の数は様々。

ロックウール:高温で焼いた岩石を綿状にして固めたもの。土壌改良材にもなり、ブロックごと植えれば土に還る。

ピートポット:ピートモスを原料にした仮鉢。そのまま定植できる。

おわりに

育苗ポット

近ごろ、植えつけの適期よりもかなり前から苗が店頭に並ぶようになっています。

そういった苗は小ぶりでひ弱な苗が多いです。

植えつけ時期よりも早く苗を入手したときは、自分で仕上げ育苗をすると良いでしょう。

ひと回り大きな鉢に植え替え、寒さに当てないように育てます。

育苗期間が長くなるようなら、液肥などで肥料分を補います。

このひと手間で苗は見違えるほど元気になり、定植後の生長も順調となります。

この記事では、育苗について3つの方法を紹介しました。

育てる野菜に応じて育苗の方法を変えてより良い野菜づくりを目指しましょう。

そして、育苗したら次はいよいよ植えつけです。下記では、植えつけの方法や良い苗の条件についてまとめていますので、コチラもあわせてご覧ください。

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あぐり
家庭菜園の初心者の方向けに、野菜の栽培方法の基本から育て方のコツ、応用技まで紹介しています。