育て方|栽培方法

ローズマリーの育て方|栽培方法

ローズマリーの育て方・栽培方法

ローズマリーは古くから不老、美容のハーブとして愛用され、肉や魚の臭い消し、香りづけの他、頭痛、風邪、通風などの服用にも重用されます。

りぐ

この記事では、そんなローズマリーの育て方・栽培方法についてまとめました。

ローズマリーについて

ローズマリー栽培について

多年性の小低木ですが、種類によって適地では1.5〜2mにも達します。

葉は細長く線形で、表は緑色、裏は白銀色です。

常緑で、年を経ると茎は捻れて太くなり、木質化します。

ローズマリーは温暖な気候を好みますが、耐暑、耐寒性もあり、栽培は比較的簡単です。

日当たりがよく水はけと通気性に富む土壌を好みますが、やせた土地でもよく育ちます。

挿し木で増やすのが一番ですが、株分けや、種から苗を作ることもできます。

多湿に弱いので、梅雨の前に混み合った枝を切りつめて風通しをよくします。

真夏には美しい薄青色の花を咲かせますので、摘み取ってサラダの飾りなどに用いると良いです。

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ローズマリーには立性種匍匐性種があり、それぞれに花の色が青、白、ピンクなどの品種がありますが、匍匐性種は鉢植え向きです。

立性:枝や茎が立つように上に伸びる性質のこと。

匍匐性:植物の茎や枝が地面をはうように伸びる性質のこと。

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苗づくり・植えつけ

ローズマリーの植えつけ

市販苗または仕上がり苗の場合は、伸びた枝先を摘み取り、挿し木して苗を作ります。

挿し木の場合は、若い枝先7〜8cm(穂の半ばから下の葉をとる)を水揚げして挿し床に挿します。

発根したら3号ポリ鉢に植え替えましょう。

種から苗を作る場合は、種まき専用用土に種をまき、草丈が6〜7cmに伸びたら、ポリ鉢に植え替えます。

畑の準備は、元肥は不要で、畝を高く上げて排水をよくした上で、苗を植えましょう。

株間は品種によって大きく異なり、立性種は30cm匍匐性種は広めの50cmにすると良いです。

整枝・収穫

ローズマリーの収穫

梅雨入りする前に、混み合った枝を取り除き、風通しをよくしておきます。

開花直前の頃、大きく刈り込んで新しい枝に更新しましょう。

管理の工夫として、マルチングをして過湿を防いだり、防寒のため不織布、ネットをかけます。

寒冷地では、防雪も兼ねてトンネルを掛け、また、防風ネットを張るのも良いです。

株が大きく生長したら、上の方に伸びた新葉を適宜摘み取って収穫します。

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生葉、乾燥葉を肉料理の香りづけやスープ、シチューに入れたり、小枝を肉の中に入れたり、焼肉の下敷きにしたりして臭い消しに使ったりします。

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おわりに

ローズマリー

ローズマリーは用途がたくさんあり、とても便利です。

バッと使いたい分をすぐ使うことができるように鉢やプランターづくりにして、身近で育てておくと重宝しますよ。

りぐ

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