カイワレダイコンはピリッとした辛みが持ち味のスプラウト食材で、生のままサラダのトッピング、手巻き寿司の具などに使われますよね。
この記事では、カイワレダイコンの育て方・栽培方法についてまとめています。
カイワレダイコンについて
発芽適温は25℃内外で作りやすいのは春と秋で、冬は加温すれば、一年中種まきができます。
カイワレダイコンは室内栽培で周年栽培ができる。ただし、11〜2月ごろは保温・加温(15℃〜20℃)が必要。
発芽後、はじめのうちは遮光して光線をさえぎり、丈を早く伸ばします。
草丈8〜10cmになったら二葉に光線を当てる「日入れ」をおこないます。
大量生産の場合は畑に種まきしますが、家庭菜園の場合にはプラスチック製の容器などを用いて栽培するのがオススメです。
ダイコンならどれでもカイワレ栽培できますが、「大阪四十日大根」などが定番です。
種子は、殺菌剤などで処理されていないモヤシ用やスプラウト用として市販されているものを購入します。
種子の準備・種まき
まずは、種子の準備で、カイワレダイコンとして市販されている種子を求めます。
種子をたくさん使うので、たくさん入っているものが良いです。
種は一昼夜水に浸し、浮かんだ充実不良の種子は取り除きます。
種子が重ならないように布の上に広げて少し芽が出るくらいに芽出しします。
種子の準備ができたら、朝型のトロ箱などに種子が重ならない程度にまんべんなく種をまきます。
種をまいたら、川砂などを厚さ5〜6mm程度で覆土します。
純白のまっすぐな軸を育てるには、種子を箱いっぱいに重なり合わない程度にまき、やや密植気味に育てると良いです。
遮光・土入れ・日入れ・収穫
8〜10cmに伸びるまで光線を遮り丈を早く伸ばします。
段ボールなどで遮光すると良く、最適温度は20〜25℃です。
冬の夜間は湯の入った浴槽のふたの上、こたつの中など、春は日当たりの良い窓辺など暖かいところに置きましょう。
8〜10cm程度に伸びてきたら徐々に光を当てていきます。
いきなり強い光線に当てないで徐々に当てていきましょう。
丈が3〜4cmに伸びた頃には、条間に川砂を1cmほど入れ、倒れないようにして伸びをよくすると良いです。
草丈が10〜12cmに伸びた頃、抜き取って収穫しましょう。
二葉の緑が鮮やかで軸は純白のものが上等品です。
おわりに
カイワレダイコンは周年栽培できますし、種まきから収穫までの期間がとても短いので初めて何かを育ててみるにはぴったりの野菜ではないでしょうか。
ぜひ一度カイワレダイコンを育ててみてください。
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