育て方|栽培方法

セリの育て方|栽培方法

シャキッとした歯ざわりが好まれる、日本古来の野菜で、キレイな水に競り合って育つことからこの名がついたという説もあります。

りぐ

この記事では、セリの育て方・栽培方法についてまとめています。

セリについて

多湿を好む多年生野菜で、草姿は這性のものから立性のものまであります。

セリは暑さ、寒さに強くて育てやすいです。

セリの栽培目安

植えつけ:8月中旬〜9月中旬、収穫:10月中旬〜5月中旬

短日下では根から葉が直接伸びますが、長日になると地中に白くて太いほふく枝を伸ばして増えます。

水田のあるところでは、「田ゼリ」としてキレイな水のところを選んで植えつけるのが一番の方法です。

水田のないところでは畑を利用して「畑ゼリ」として栽培するか、プランターでも栽培できます。

水管理が大きなポイントになるので、乾燥させないように水やりを入念におこないましょう。

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冬どりのためには、防霜、防寒のため保温被覆を行うと良いです。

オススメの品種

セリ(タキイ種苗):春の七草の一つ。若くて柔らかい茎葉を食するため、基本的には3月〜5月に収穫する。

苗づくり・植えつけ

自生地から採取する場合は、自生しているところから茎が充実したものを採取します。

市販品から育成する場合は、春に市販品を求めて親株と、畑またはプランターに植えて伸ばし、苗をとります。

水田や水辺を利用して多量に生産するときは、2〜3月に親株を確保し育苗田に粗植えにし、8〜9月に掘り取り、本田に植えつけます。

植えつけは畑利用の場合は、9月ごろ畝に植えつけし、乾燥を防ぐために敷きワラをします。

株間は10cmで、化成肥料を少々施しましょう。

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畑で育てる以外にも、水耕栽培で育てるのも管理がしやすく良品が栽培できます。

水やり・追肥・収穫

堆肥と油かす少々を株のまわりのところどころに置き、土と混ぜます。

土が乾きすぎないよう水やりを怠らないようにしましょう。

畑やプランターから順に摘み取り収穫します。

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田ゼリなどは15cmくらいになったら根元から引き抜きましょう。

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おわりに

セリは秋田県の郷土料理、きりたんぽ鍋には欠かせません。秋田では香りが強くて歯ごたえの良い根も使います。

葉をお浸しやお吸い物に入れても、手軽に美味しさを味わえるセリ、一度育ててみてはいかがでしょうか。

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