育て方|栽培方法

【決定版】キュウリメロンとは?|育て方・栽培方法

キュウリメロンの育て方・栽培方法

キュウリメロンは日本ではまだ馴染みはあまりない野菜で、未熟果なうちは野菜として、成熟してからは果物として食べられる不思議な野菜です。

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この記事では、キュウリメロンについて育て方・栽培方法をまとめています。

キュウリメロン栽培について

メロン類の原産地は北アフリカや中近東とされており、紀元前2000年ごろに栽培が始まった古い果実的野菜です。

ヨーロッパに伝わったものはメロン、アジアに伝わったものはウリ類と呼んでおり、どちらもメロン類としての共通性を持っています。

イタリアで発達したキュウリメロンは、「果実的野菜」であり、未熟なうちは野菜として、成熟してからは果物として食べられます。

日本のマクワウリによく似ていて、未熟なうちに食べる利用法では低カロリーでダイエット向きの野菜と言えるでしょう。

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産地はまだできていませんが、各地で家庭菜園などで栽培が始まりつつあります。

土づくり

土づくり

キュウリメロンの種まき・植えつけまでの土づくりとして、その4週間前までに堆肥と、土壌酸度が弱酸性になるように苦土石灰を入れて、よく耕しましょう。

また、種まき・植えつけの1〜2週間ほど前に化成肥料を少し与えると良いです。

種まき・植えつけ

キュウリメロンの植えつけ

メロンのように甘味をのせる栽培は難しいですが、マクワウリ的に未熟果を目的とする栽培であればそれほど難しくありません。

直まきもできますが、育苗期間が長いので、温床で種をまいて植えつけるか、暖かくなってから種を蒔くようにしましょう。

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種まき後3ヶ月くらいから収穫でき、10月ごろまで収穫できます。

苗が本葉5〜6枚になったら、畝間2m、株間2mくらいにして植えつけます。

植えつけ後は仮支柱をするとともに、たっぷり水やりをしましょう。

また、できるだけ敷きワラをマルチの上にのせ、地温の上昇を防ぎ、乾燥を防止するようにしましょう。

人工受粉・収穫

キュウリメロンの収穫

本葉7〜8枚のころ、親づるを摘心して子づるを伸ばした方が雌花の着果が安定します。

早朝に受粉するので、受粉昆虫がいなければ人工受粉をしてやりましょう。

開花後30〜40日くらいで肥大が始まり、それから約10日後の未熟果を早めに収穫するのが良いでしょう。

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早めに未熟果を収穫するほど品質も良く、また着果負担を株にかけることも少ないので、かえって増収に繋がります。

おわりに

キュウリメロンは、イタリア・プーリア州で古くから一般的に利用されてきた野菜です。

実は、特定の名前はなく地域によっていろんな呼び方で呼ばれています。。

例えば、ココーメロ(スイカ)カロゼッロ(スイカとメロンの間の子)チェトリオーリ・メロン(キュウリメロン)、あるいはムリナッツォ(小さいスイカ)などと呼ばれています。

未熟でキュウリのような食べ方をするか、成熟して甘くなってから食べるかでも名前が変わります。

日本ではなかなかお目にかかれないキュウリメロン、ぜひ一度育てて見てはいかがでしょうか。

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