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バットグアノとは?その特徴
比較的多く流通しているのは、リン酸質バットグアノで、コウモリのふんが洞窟の中で堆積し、化石化したもので、コウモリの死骸や昆虫なども混ざっています。
周囲の環境が影響するため、採取場所によって成分にばらつきがあります。
含まれるリン酸は、く溶性で、ゆっくりと効果が現れて、長く効きます。
バットグアノの使い方と注意点
バットグアノは基本的に畑に施して3〜4週間して植えつけましょう。
リン酸質バットグアノは、元肥に用いますが、窒素とカリが足りません。
有機質肥料にこだわるなら、窒素は油かすで、カリは草木灰で補います。
こだわりがないのなら、硫安、硫酸カリで補いましょう。
また、カルシウムを多く含むため、含有量によっては石灰資材の散布が不要になることがあります。
ほかに、堆積年数が短いため、窒素を含む窒素質バットグアノがあります。
こちらは、元肥のほか、追肥にも使えます。
いずれにしろ、製品によって成分が著しく異なるので、パッケージをよく見ることが大切です。
バットグアノとは?特徴|まとめ
○コウモリのふんが長年堆積して化石化したリン酸を多く含む有機質肥料。
○やや効き目が早い、リン酸肥料。元肥に使うと根の張りがよくなり、果菜類がよく実ります。窒素、カリウムはほとんど含まないので、油かすと草木灰を併用してバランスをとる。
○畑に施して3〜4週間して植えつける。
○ボカシ肥料の材料に向く。
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