自然農薬

【自然農薬】アセビ液の効果、作り方と使い方【家庭菜園】

1.アセビ液の効果

アセビ

アセビは、庭木としてポピュラーなツツジ科の常緑樹です。

園芸店で苗木が販売されています。

アセビの葉と花にはグラヤノトキシン系の強い毒があり、害虫退治や忌避に効果があるとして昔から利用されてきた植物です。

アセビ液を手作りして野菜づくりに利用する家庭菜園家も少なくありません。

ちなみに、アセビは「馬酔木」と書きますが、これは馬が食べると酔ってフラフラになるくらい毒があるという意味ですから扱いには注意が必要です。

・昔から虫除けに利用されてきた

・アセビの葉と花を刻んで煮出す

・毒性が強いので取り扱いに注意

りぐ

使用時には、安全のため手袋とマスクを着用し、容器には「アセビ液」と明記して保管するのが良いです。

2.アセビ液の作り方と使い方

【材料】

・アセビの花と葉‥‥‥ひとつかみ

・水‥‥‥1ℓ

・石けん‥‥‥5g

アセビ液の作り方

アセビ液の作り方

春に花が咲く頃に、葉と花を摘んで水で煮て成分を抽出します。

煮出した成分をペットボトルに入れて保存します。

りぐ

その際、展着剤(自然農薬がよく野菜に着くように)として溶かした石けんを少量混ぜておくと、葉や害虫にアセビ液がよくくっつきます。

アセビ液の使い方

自然農薬を吹きかける

500〜1000倍に薄めて害虫がつき始めた野菜にスプレーしましょう。

アセビ液は、1〜2ヶ月を目安に使い切ります。

りぐ

また、摘んだ花や葉を干して保存しておけば、必要な時に煎じてアセビ液を作ることができます。

おわりに

今回は、アセビ液の作り方と使い方について紹介しました。

下記には、他にも20種類以上の自然農薬をまとめていますのでこちらも参考にしてください。