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切り返しとは?

落ち葉堆肥や生ゴミ堆肥を作っているとよく「切り返し」と言う言葉を聞きますよね。

切り返しの意味や効果を正しく理解していることで、より「理解して」切り返しをおこなえるようになります。

そこでこの記事では「切り返し」についてまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

切り返しとは?

発酵が始まっている堆肥を発酵途中に積み替えることを堆肥の「切り返し」という。

切り返しにより堆肥物の表層部に位置した堆肥原料が堆肥の中心部に入ると同時に、堆肥内に空気が入り空隙に富んだ膨軟な堆積状態を再び作り出し、分解が活発化して発酵が均一に行われるようになります。

堆肥化の過程では堆肥原料に応じて、数回の切り返しが行われるのが普通です。

堆肥化の過程では、堆肥原料の有機物の分解による発熱が堆積物の品温も上昇させ、高い品温が分解を担う微生物の活動条件を整えることになり、その結果いっそう活発な分解が進むという因果の循環が起こります。

有機物を栄養源とする細菌や放線菌の急速な増殖と活発な代謝に伴い、多量の熱エネルギーが放出されます。

堆積した堆肥原料は発酵が始まると自重による圧密が始まり、圧密は空隙を減少させるので、積み替えにより膨軟になり、通気性が高まります。

適切に前調整された堆肥原料は堆積するとすぐに堆肥の品温が上昇して70℃以上の高温に達し、ピークをすぎます。

これを切り返しすると、再び温度が上昇してピークに達し、その後の経過とともに温度が次第に下がっていきます。

切り返しをしても温度が65℃を超えなくなると、切り返しの作業は必要なくなります。

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あぐり
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